黒烏龍茶を飲めば本当に太らない??
ものすごく個人の意見なんですが、一時期めちゃくちゃに二郎系ラーメンを食べていた時期がありました。
あれってなんであんなにおいしんでしょうねwしかも、定期的に食べたくなる中毒性…タバコよりよっぽどタチが悪いですw
そこでふと思ったですが、どの二郎系でもほとんどのお店に黒烏龍茶を置いていますよね。
よくCMでも体脂肪をつけない・脂肪が付きにくい体へ!などカロリーが高いものを食べたい。
でも太りたくないという人にとってはこれほど力強いキャッチコピーはないですよね
今回は数あるダイエット飲料の中で黒烏龍茶にのみフォーカスを当てどれくらい効果があるのか、どの程度期待していいのか考察していきたいと思いま
目次
- ○ 黒烏龍茶の成分
- ○ ポリフェノール
- ・アントシアニン
- ・カテキン
- ・カカオポリフェノール
- ・ルチン
- ・クルクミン
- ・イソフラボン
- ・フェルラ酸
- ・コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)
- ・ポリフェノールが多く含まれる食品
- ○ ポリフェノールのダイエット作用
- ○ まとめ
黒烏龍茶の成分
エネルギー(350mlあたり)0kcal
たんぱく質(350mlあたり)0g
脂質 (350mlあたり)0g
炭水化物 (350mlあたり)0g
食塩相当量(350mlあたり)0.07g
ウーロン茶重合ポリフェノール(ウーロンホモビスフラバンBとして)(350mlあたり)70mg
カフェイン(100mlあたり)約10mg
カリウム (100mlあたり)約20mg
リン(100mlあたり)10mg未満
この中で注目して欲しいのがウーロン茶重合ポリフェノール(ウーロンホモビスフラバンBとして)(350mlあたり)70mgです。
ポリフェノール
ポリフェノールは、ほとんどの植物に存在する"苦味"や"色素"の成分で、自然界に5,000種類以上あると言われています。ポリフェノールは抗酸化作用が強く、活性酸素などの有害物質を無害な物質に変える作用があり、動脈硬化など生活習慣病の予防に役立ちます。
ポリフェノールは抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンEと同様に強い抗酸化作用があります。また、ポリフェノールの種類により、独自の機能があります。水に溶けやすい性質があるので、比較的短時間で作用しますが、長期間効果は持続しないので、毎日こまめに摂取する必要があります。
代表的なポリフェノール
・アントシアニン
・カテキン
・カカオポリフェノール
・ルチン
・フェルラ酸
・コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)
・クルクミン
・ショウガオール
アントシアニン
アントシアニンには視力回復効果が期待できます、網膜に存在するロドプシンというタンパク質はアントシアニンによって再合成が促され、目の機能の改善が期待できます。
カテキン
カテキンの作用は様々あり抗酸化作用・抗ウイルス作用・抗ガン作用・コレステロール低下・血糖の上昇を抑える作用・殺菌作用,抗菌作用・虫歯・口臭予防・肥満防止などが期待できます
カテキンはりんご・ブラックペッパー・空豆・さくらんぼ・ブドウ・なし・キイチゴ・チョコレートなどに含まれています。
カテキンの摂取目標などはありませんが一日茶カテキンで540mg以上を毎日摂取すると脂肪燃焼の助けになります。直チャで10杯程度に相当します。
カカオポリフェノール
カカオポリフェノールには血圧の低下が期待できます。
カカオポリフェノールを含むチョコレートには血管を広げる作用があり亜mす。血管に炎症があると血管が狭くなり血液の流れが悪くなりますが、カカオポリフェノールを摂取することでけっっかんの炎症が軽くなり、血管が広くなります。また、他にも動脈硬化・美肌効果・アレルギーの改善が期待できます。
ルチン
ルチンには毛細血管強化作用があり、そばなどに多く含まれるルチンには毛細血管強化作用があり、血流も良くなります、脳卒中の予防などの効果が期待できます。
クルクミン
クルクミンには肝臓を保護する作用が期待できます。クルクミンは腸で還元され、強力な抗酸化作用を持つクルクミンに変換されます。肝機能の状態を表すASTやALTの増加が抑えられるなどアルコールによる肝障害が抑制されます。
イソフラボン
イソフラボンには更年期症状の緩和が期待できます。大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをする成分です、40~50代にはいると、女性ホルモンの分泌が低下し、耳鳴りや火照り、目眩などの症状が現れますが、大豆イソフラボンを摂取することで緩和されます
フェルラ酸
フェルラ酸には美容作用が期待できます。フェルラ酸の構造がアミノ酸の一種であるチロシンに似ており。メラニンの生成抑制はチロシンとの拮抗作用なので、フェルラ酸も同様に考えられます。メラニンを抑制できることで"シミ"や"シワ"予防ができ、美白が期待できます。
コーヒーポリフェノール(クロロゲン酸)
クロロゲン酸には脂肪の消費が期待できます。クロロゲン酸を摂取することで脂肪の消費量がアップすることで、内臓脂肪が低減します。
ポリフェノールが多く含まれる食品
・アントシアニン...赤ワイン、ブルーベリー、なす、カシス、ブドウ
・カテキン...緑茶、紅茶
・カカオポリフェノール...ココア、チョコレート
・ルチン...そば、かんきつ類、玉ねぎ
・フェルラ酸...玄米
・イソフラボン...豆類
・クルクミン...ターメリック
・ショウガオール...生姜
・コーヒーポリフェノール...コーヒー
ポリフェノールのダイエット作用
ポリフェノールの作用としてリパーゼという成分を阻害する働きがあります。リパーゼとはざっくりゆうと脂肪を吸収しようとする酵素です。ポリフェノールにはこの働きを阻害する作用があり、結果的に体に脂肪がつきにくくなるというメカニズムです。
井桁 千恵子,榮 昭博らの論文では「ロスマリン酸とカフェ酸におい て,リパーゼ阻害効果が認められたが,これらのポリフェノール成分を含むローズマリーやタイムの摂取は 一定の脂肪消化の遅延効果を期待できると考えられる」と記述しており、確かにその効果はあるとされている。
ただし、とった脂肪の吸収を下げるというだけで、完全になくすというわけではありませんので、過剰な期待はしないようにしましょう。
イメージとしてはラーメン一杯食べたら煮卵半子分のカロリーをなくすくらいのものです。
また、公式ホームページでは三日間で10gの脂質を排出したとあるがこれはカロリーに直して90kcalということは
1日30kcalのダイエット効果があるということである
めちゃくちゃ気持ちwww正直なところ全く気にしなくてもいいですねw
商品を悪くいうつもりはないですが、私なら他のお茶などより割高でこの効果は購入を検討しますねw
まとめ
今回は黒烏龍茶について詳しく考察してみました。黒烏龍茶に含まれるポリフェノールには確かに様々な効果が期待でき、ダイエット面だけでなく美肌や老化などにも効果があることがわかりました。
しかし、どんなダイエット飲料・サプリなどには過剰な期待はしないことを心がけましょう。あくまで気持ちですw
他のブログにも面白い記載をしております。また私のジムではこういった面白い内容などもトレーニングを交えながらお客さんの疑問に答えるので、パーソナルトレーニングを受けてみたい方はぜひご検討ください!