目次

• ○  納豆の効果
• ・美肌効果
• ・脂質の代謝をサポートする
• ・タンパク質の代謝に関わる
• ・糖質、脂質の代謝を助ける
• ・貧血予防に効果的
• ○  まとめ

納豆の効果

納豆は発酵により大豆が本来持っていない栄養素がプラスされ栄養価がアップします。
その中でも「ナットウキナーゼ」は血栓のもとになるたんぱく質を分解する効果があり、動脈硬化予防に効果が期待できます。
また、納豆のネバネバ成分である"ポリグルタミン酸"は、カルシウムの吸収を促進する効果や腸内環境を整える効果があります。さらに、納豆には食物繊維も豊富に含まれているので、腸内環境を整えてがんなどの生活習慣病予防にも効果が期待できます。
ナットウキナーゼなどの酵素は熱に弱い性質があります。熱々のごはんに乗せることでもナットウキナーゼの働きは弱くなってしまいます。血栓予防をしたい方は、加熱はしないでください
たんぱく質やミネラル、熱に強いビタミンなどは加熱しても問題ありませんので、チャーハンやオムレツなどお好みの調理法でアレンジ料理を楽しんでもいいかもしれませんね。

美肌効果

納豆に豊富に含まれているイソフラボンは女性なら化粧品などでよく耳にすることがあると思います、イソフラボンはポリフェノールの一種で、女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをすることから、ハリのある肌を作る効果が期待できます。また、骨粗しょう症の予防や更年期障害の予防にも役立つと言われていて、更年期以降の女性はエストロゲンの分泌量が大幅に減るため、女性だけでなく男性にも意識してとってほしい成分でもあります。

脂質の代謝をサポートする

納豆に含まれるビタミンB2は脂質をエネルギーに変えるのに欠かせないビタミンです。脂質が新しい細胞を作る手助けをすることで、皮膚や粘膜などを健康に保つことができます。
また、納豆意外にもビタミンB2が多く含まれる食材は納豆以外にも魚介類、肉類、藻類、豆類、乳類、卵類、野菜類、種実類などに多く含まれています。
特に多いのが
・レバー、牛乳、卵
・ウナギ、カレイ、ズワイガニ
・ノリ、ワカメ
・干しシイタケ、 キクラゲ、マッシュルーム
・納豆、アーモンド、アワビ　などです。

タンパク質の代謝に関わる

納豆に含まれるビタミンB6はタンパク質の分解をしてエネルギーに変え、分解したアミノ酸で筋肉や血液などを作ります。また、神経伝達物質の合成にも関わってきます。
このほかにもビタミンB6を多く含む食品には
・赤身肉
・鶏肉
・マグロ
・バナナ
・牛レバー
・カツオ　などが含まれます

糖質、脂質の代謝を助ける

納豆に含まれるパントテン酸はビタミンの一種で補酵素であるコエンザイムAを作る原料となり、糖質や脂質をエネルギーに変える働きがあります。また、ストレスを和らげる副腎皮質ホルモンの働きを助ける効果も期待できます。さらに、コラーゲンの生成に関わっているビタミンCのは働きをサポートして皮膚や髪の健康を保つ効果もあります。

コラーゲンに関しての記事はこちらを参考にしてください
https://pgmaeda.website/2021/08/23/コラーゲンって結局なに？？/

貧血予防に効果的

納豆に含まれる鉄は酵素を全身に運ぶ赤血球を作るために欠かせないミネラルです。また、筋肉ないに酸素を取り込む働きもあり、不足すると酸素をうまく取り込めずに筋力低下や疲労を起こす原因にもなります。体内で吸収されにくい栄養素の一つですが、ビタミンCを含む食材と一緒に取ることで吸収率がアップします。

まとめ

今回は納豆についてまとめてみました、納豆は大豆製品の中でもトップクラスに豊富な栄養素を含んでおり鶏卵と同じく完全食品とまで言われています。タンパク質だけでなく、ビタミン・鉄なども豊富であり、大豆に含まれる成分は洗顔料などにも活用されるほど美容効果にも期待できます。最近の研究では納豆を用いた、納豆と皮膚の関係を調べた研究もあり、その研究では習慣的に納豆を摂取したグループの肌のうるおい・すべすべ感・肌の水分含有量などが有意に差がありました。この結果から受けて納豆は確かに美肌効果を期待できる食品でしょう。できることなら毎日摂取してみてはいかがでしょうか。また大豆発酵食品は納豆だけでなく味噌などもお勧めなので、日本の朝ご飯の代表である、米・納豆・味噌はぜひ習慣にしてほしいですね！
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