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「肝臓を制するものは酒を制する」〜肝機能の高め方〜

おはようございます!9月も残すところ2日間になりました。僕の誕生月が終わってしまう。。

誕生日近くになるとお祝いなどで飲酒の機会が増えてきませんか?私は去年まで夜職をよっていることもあり、毎日致死量を飲んでいました。

飲み過ぎは健康に害を及ぼすことは成人している人ならば誰もが知っているし、実際に経験していることだと思います。二日酔いになって体調が万全なんて人いないですよね、大体の人は2度と酒なんか飲むかと考えるはずです。

しかし、社会にいる限り付き合いで限界量の飲酒をする機会が必ずおとづれると思います。そんな時、肝機能が高いと次の日の二日酔いを軽減できます。

今回は肝機能の高め方についてお話ししていきます

目次

肝臓の働き


1・からだを構成するたんぱく質をアミノ酸から合成する
2・アンモニア、アルコールなどのからだにとって有害な物質を分解し解毒する
3・グリコーゲンやビタミンなどを蓄え、必要に応じて血液中に放出する
4・脂肪の消化・吸収を助ける胆汁をつくる働きをする


肝臓はお酒の代謝だけでなく様々な機能を持っています、肝機能が弱まるとアルコール代謝以外の機能も正常に作動しなくなり、様々な健康被害が起こる可能性があります。

肝臓は沈黙の臓器と言われほとんど神経が通っておらずダメージを受けても痛みなどの自覚症状がないので、相当悪くなるまで異常に気づきません。一般の健康診断や人間ドックなどでの肝臓の病気を早期に発見することが大切です。

肝臓にいい食材

肝臓には、ビタミンを蓄える働きがあります。肝臓の機能が低下するとビタミンの貯蔵能力が落ちてしまうので、ビタミンを十分に補給することが必要です。特にビタミンA、C、E、B1、B12を積極的にとりましょう。

ビタミンA・うなぎ、レバー
ビタミンC・ブロッコリー、いちご
ビタミンE・ごま、うなぎ
ビタミンB1・豚肉、玄米、ピーナッツ、ごま
ビタミンB12・柿、レバー、チーズ、卵

以上の食材が有効です

【低下した肝機能を強化する食材】

・もやし

一見、栄養がなさそうにみえるもやしですが、実はビタミンB1、B2などのビタミンB群が含まれています。ビタミンB群は肝機能を正常化させる働きをします。また、もやしには良質の植物性たんぱく質を多量に含んでいるので弱った肝臓を元気にしてくれます。

・ごま

ごまに含まれるセサミンという成分は肝臓の機能を高めたり、保護する働きがあります。ごまの抗酸化力は活性酸素を除去し、生活習慣病を予防し、アルコール代謝促進による肝機能保護に役立ちます。

・みそ

発酵食品のみそには、たんぱく質、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていることや、みそ独自の有効成分もあり、健康食品といってよいでしょう。みそには肝臓の解毒機能を高め、がんを予防する効果があるといわれています。

・しじみ

昔から肝臓が悪くなったらしじみのみそ汁を飲むとよいと言われてきました。しじみにはタウリンというアミノ酸の一種が含まれており、肝細胞の膜を丈夫にする働きがあります。また、血液中の中性脂肪を減らす働きもあるので、脂肪肝の予防や改善にも有効です。

酒に強い・弱い

一般に酒に強い人はアルコールの分解の速い人で、弱い人は分解の遅い人と考えられています。またフラッシング反応のない人は強い人で、反応のある人は弱い人とも考えられています。どちらも正しいのですが、もう一つ重要な点があります。

フラッシング反応を示さない人でも、すぐに酔ってしまう人とかなり飲んでもビクともしない人がいます。これは
脳のアルコールに対する感受性の違いによるものです。


飲酒を続けると酒に強くなります。これはアルコールの分解速度が速くなることにもよりますがその影響は相対的に小さく、多くは脳の神経細胞が機能変化を起こし、感受性が下がることで説明されています。

専門用語では、このプロセスを「耐性の獲得」と呼んでいます。また感受性は遺伝的な影響も大きく、飲み始めから酒に強い人もいます。このような人はアルコール依存症のリスクが高いといわれています。

筋トレをすると酒に強くなる?

筋トレをしても肝機能が向上するということではありません、しかし、体の大きい人は体内の水分量も多く、アルコール濃度があがりにくいため、お酒に強い傾向があります、

ただし、体が大きくても脂肪の多い人は、アルコール濃度が高くなりやすいと考えられます。
というのも、アルコールは脂肪に溶けにくい性質を持ち、体脂肪の多い人は少ない人に比べて相対的に水分量が少なくなるからです。

体育会系の人がやたらとお酒を飲める印象はアルコール代謝の過程で筋肉を通過する過程があります、筋肉は水分を多く含みその水分によってアルコール濃度が薄くなり、酔いづらいと考えられます。

お酒を飲むと筋肉が付きづらい?

アルコールを摂取すると筋トレの効果が減少するときいたことがある人は多いのではないでしょうか?
では実際はどうなのでしょうか。

そう言われる原因として肝臓がタンパク質の代謝を行なっていることが考えられます。食事から摂ったタンパク質は消化管で分解され、20種類以上のアミノ酸となって肝臓に運ばれます。肝臓では、これらのアミノ酸を人間の体に合った形に作り変えています。
 
血液中のタンパク質は100種類以上ありますが、主にアルブミンとグロブリンに大別できます。アルブミンは、血液中の水分を一定に保つ働きをしており、グロブリンは抗体を作るなど、免疫機能の主力を勤めています。
 血液中のタンパク質の量に異常があることは、肝臓におけるタンパク質の製造機能に異常があるか、もしくは腎臓機能が低下して尿中にタンパク質が漏れ出していると考えられます。いずれの場合も、他の肝機能検査や尿蛋白の結果などを合わせ、総合的に診断します。

肝臓は何よりも毒素の分解を優先します、アルコールを摂取すると肝臓はアルコール代謝に機能を取られ、タンパク質の代謝ができなくなってしまいます、その結果筋合成に必要なアミノ酸が不足し筋肉が分解されてしまうということです。

しかし、これはアスリートであれば気にするようなことですが、
一般的に健康目的で運動を行なっている人には、そこまで気にするもんだではありません

まとめ

肝機能の異常はほんとに個人では、判断できません、夜職をしている人は定期的に検査をお勧めします、肝臓に異常が発見された場合ほとんどの人は入院をするパターンがあるので早めの治療と対策をお勧めします。

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