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体重計の体脂肪は信用しないで!正しく計測するにはこれを使え!

10月になりましたね!気温がガクンと落ちてきたと思います。季節の変わり目は体調を崩しやすいので、

栄養価の高い食事をしっかりとって免疫力を高めましょう!

今回は「正しい体脂肪の計り方」についてです。体重計で体脂肪を測った際の体脂肪で一喜一憂している人いませんか??

 

家庭用の体脂肪計では正しい体脂肪は絶対に測れません。

inbodyが出している200万する業務用の体組成系でも人によっては数%の誤差が生じます。

そんな計測の仕方が難しい体脂肪でも簡易的になおかつ正確に測れる方法があるのでご紹介していきます!

 

 

目次

体重計の体脂肪はなんで正確ではない?

体重計で測る体脂肪は
「インピーダンス法」
という方法を用いいて計測します。
インピーダンス法は足から微弱な電流を流し体の電気抵抗によって体脂肪を計測します。脂肪は電気を通しにくく、その抵抗の数値を出します。
しかし、この方法では体内の水分量によってかなり前後し平気で5%は前後していきます。体脂肪5%もずれると腹筋が割れている人とそうでない人くらいにのかなりの差が出るので、低いから筋肉質!とかはありません。また、明らかにムキムキで血管バキバキな人でも高い数値が出肥満などと判断されることがあります。

家庭用の体重計で体脂肪を測る際には必ず
同じ時間帯・同じ条件
で計測し、その数値の前後をみましょう。
数値は正確ではないですが、痩せた時に同じ条件なので数値が下がったりなどの目安にはなると思います。

200万の体組成系でも十分ではない?

タニタやinbodyが出している業務用の体組成系は極めて正確です。
しかし、特殊な人だけ数値が思ったように出ない場合があります。それがボディービルダーなどコンテストに出る人です。体組成系も、家庭用の体重計と同じようにインピーダンス法を用いて計測しますが業務用は足だけでなく両腕からも電流を流し、より正確に抵抗力を測定します。

しかし、減量末期のボディービルダーなどが水抜きや塩抜きをしている状態で測ると抵抗力が強すぎ筋肉まで脂肪と判断され思ったより高い数値を出す時があります。

ちなみに、よくテレビで「体脂肪3%です!」という人がいますが、正確な3%の体は

こんな感じですw

絶対に普通の人が3%などということはあり得ません。また体脂肪が3%になると命の危険性があります。

実際にマッスル北村というレジェンドボディービルダーは体重が100kgもありながら体脂肪の削りすぎにより死亡しました。その死因も
餓死
であり、燃料となる脂肪を削りすぎると危険なので体脂肪5%以下はコンテストでも出ない限りはめざさないようにしましょう。
ま〜目指しても絶対に無理でしょうがw

簡易的に正確な体脂肪を測る方法「キャリパー法」

キャリパー法では皮下脂肪の厚さを計測し、計算式にかけ正確な体脂肪を測ります。

キャリパー自体はネットで1000円ほどで買えるので誰でも体に入れることができるでしょう。

キャリパー法は測定前に、キャリパーではさむ圧力が10g/㎟となるようにバネばかりの重さを調節します。測定部位は上腕背側部と肩甲骨下部です。計測者は対象者の測定部位をつまみ、つまんだ指から1cm程度離れたところをキャリパーではさみます。値が一定になったところで測定値を読み上げます。

 ここでの注意点は、つまんだ部位をはさむ際にキャリパーがななめにならないようにすることです。つまんだ部位に対して垂直にキャリパーを当てるように注意が必要です。

キャリパー法の計算方法

皮下脂肪厚と身体密度には高い相関があります。キャリパー法で測定した皮下脂肪厚から、身体密度(D)を推定し、体脂肪率を算出することができます。




 
長嶺と鈴木の式による身体密度(D)(g/cm³)の算出

男子 身体密度(D)=1.0913-0.00116×A

女子 身体密度(D)=1.0897-0.00133×A

A=上腕後部の皮下脂肪厚+肩甲骨下部の皮下脂肪厚(単位は㎜)


 
Brozekらの式による体脂肪率(%)の算出

体脂肪率(%)=(4.570÷(D)-4.142)×100



 
 この計算式で算出された体脂肪率が男性では20%、女性では30%を超えると肥満と判定されます。ただし人種、年齢、個人によって体脂肪蓄積の分布が異なることから、キャリパー法での肥満判定は慎重にしなければなりません。あくまでも目安として考えるとよいでしょう。

キャリパー法のデメリット

キャリパー法では皮下脂肪を正確に測定できますが、内臓脂肪は計測できません。男性で明らかな肥満の人は皮下脂肪より内臓脂肪の方が多い人がいるので、男性で体脂肪20%を超える方は正確な数値が出ない可能性があります。

最も正確な体脂肪計測(水中体重秤量法)

水槽の中に置かれた体重計で、頭まで水に沈んだときの体重を測定します(水中体重)。 水中では 身体の体積分の水の重さを浮力として受けます(アルキメデスの法則)。 水中体重と外での体重の差から体積がわかり、大気中の体重を体積で割って身体の密度を求めます。

この方法では正確な数値が測れますが体育大学などの専門施設にしかないので、現実的ではありません。計測手順も研究者でしかできない内容なので、めちゃくちゃ正確な数値を知りたい人は大学などにダメもとで依頼してみてもいいかもしれませんねw

まとめ

ダイエットに大事なのは体重ではなく体脂肪です。しかし多くの人が体重を気にするのは体脂肪が正確に判断する方法がなく、指標として体重の方が活用しやすいので体重を目安にダイエットを行います。

今回のキャリパーなどを活用することによって自分の体脂肪を正確に把握することができるのでダイエットを本気でしたい人にはおすすめです。

私のジムでもキャリパーを用いて計測しているので、正確な数値が知りたい人は一度体験にお越しください!



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