シジミは効果なし!?肝臓をムキムキにするもの2選
夏になるとBBQが多くなり自動的に飲酒量も増えてきますよね。そんな時に怖いのが肝臓のダメージです。
2日酔いにはシジミが効く!なんて信じてる人まだいますか?
シジミが2日酔いにきくなんて医学的根拠が全くない都市伝説です。
どこからこんな噂が流れたかわかりませんが、論文でもマウスを使った実験しかなく人体で効果があったという研究結果はないのです。マウスにしてもマウスにアルコールを摂取させ、シジミに含まれるアラニンをその後摂取させると肝臓の数値が正常になっていた。というマウスに限った話で人間での話ではなく、ましてやシジミで実験したものでもありません。
じゃあ、何を食べれば二日酔いがマシになって、肝臓も健康に保てるの??
それでは肝臓をムキムキにするものを2つ紹介していきます
目次
- ○ 肝臓の役割
- ・肝臓に良くないこと
- ○ 肝臓によくする物1・ニンニク
- ○ 肝臓にいい物2・コーヒー
- ○ まとめ
肝臓の役割
肝臓は有害物質(アルコール)などを代謝し体外に排出するという役割だけでなく、
食べ物を吸収できる栄養素に変換したり・ブドウ糖をグリコーゲンに作り替え貯蔵する役割が主にあり
その役割は500種類もあります
例えるなら体のでっかい工場というわけです
肝臓に良くないこと
肝臓を悪くする主な行為は以下のものです
・薬の飲み過ぎ
・食品添加物の多い野菜・果物
・ジュース
・農薬を使った野菜・果物
・飲酒・喫煙・食べ過ぎ
以上のことが肝臓を悪くする原因ですが、これら全てをカバーできる人はまずいないと思います。
トレーナーである私でも薬の飲み過ぎ以外は網羅してますので・・
なので考えるべきなのは、これらを行っても大丈夫なように肝臓を助ける成分を取ってあげることです
肝臓によくする物1・ニンニク
ニンニクには肝臓のダメージを大幅に減少させる働きがあることが研究でわかりました。
実験によるとニンニクを摂取することによって肝臓のAST値を大幅に減少させる効果がありました
ASTとは肝臓の細胞のことで、肝臓に異常があるとASTが血液中に流れ出し、血中濃度が上昇し人間ドックなどで異常が出ます。その数値をニンニクは大幅に下げてくれます。
キングハリド大学によると高血圧に有効だということもわかりました。さらにオックスフォード大学のメタ分析によると1日0.6~0.9gのニンニクパウダーを摂取したグループはコレステロール値を大幅に減少させたとあり、肝臓にだけでなく幾つもの効果をもたらすことがわかりました。
1日の摂取量は
ガーリックパウダー0.4~1.2g
ニンニクエキス300~1000mg
ニンニク食材1~3カケラ
このくらいを基準に摂取すると効果が得やすいそうです。ぜひ参考にしてください。
肝臓にいい物2・コーヒー
コーヒーについては前のブログでダイエット効果が最も高い飲み物と紹介し運動前に取ることにより、脂肪燃焼効果が高くなることを紹介しました。
しかし、コーヒーにはそれだけでなく肝臓の機能向上にも効果があることがわかりました。
大学のメタ分析によると1日コーヒー1杯を飲むと肝臓がんのリスクが40%低下し、3杯飲むと50%低下することがわかりました。
肝臓がんになる原因は飲酒などで肝硬変が起き、その最悪の結果肝臓がんになります。そのリスクが50%も低下できるなんてまさに最強の飲み物です。
キャバクラやホストで働く人が2日酔いだからと言ってシジミの味噌汁やシジミエキスを買っている人がいたら、こっそりブラックコーヒーに変えてあげましょう。
ちなみに、コーヒーはブラックだけにしましょう。
まとめ
21世紀の国民病は肝臓病と言われるほど、毎年肝臓に対して何かしらの病気がたくさんの人で起きています。
また肝臓は痛覚がなく異常があっても症状に出ません。症状に出た時には肝臓の機能3分の1が失ってる状態だと言われています。
3割の機能を失ってからではすでに手遅れです。
そうなる前にニンニク・コーヒーを日頃から取り入れ肝臓をムキムキに保ちましょう